DCソレノイドの一般特性 | ティディエス株式会社 TDS
月産800万個以上、
ソレノイドの国内シェアはNo.1の実績を誇ります
ソレノイドの国内シェアはNo.1の実績を誇ります
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| 説明 | 例 | ||||||||||||||||||
| このカタログに記載の吸引力特性は全てソレノイドの温度が20℃の時です。ソレノイドは温度が上昇すると吸引力が低下します。これは通電による温度上昇及び周囲温度の上昇により、コイル抵抗が大きくなり、電流が減少し、ソレノイドの起磁力が小さくなるからです。 |
温度とコイル抵抗の関係はコイルに巻かれている銅線の温度係数から計算できます。20℃を1とすると温度と抵抗と電流はほぼ下表の関係になります。
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| 説明 | 例 |
| 所要のストロークと吸引力が判っていれば大体の機種が選べますが、さらに使用頻度と電源容量を考慮して最適な機種を選定して下さい。 | ストローク4mm、吸引力2.94N(300g)ならば、安全率を1.8倍として〔吸引力5.3N(540g)〕、吸引力特性よりTDS-08A(13.6W)か、TDS-10A(10W)等が選定できます。 |
| 説明 | 例 |
(A) 使用頻度は次の様な通電率で表されます。
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通電時間1秒、遮断時間3秒ならば、
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(B) 通電率が小さい場合には、時間当り電力量が減少し温度上昇に余裕が生じるので、その分だけ印加電力を大きくできます。これによって、連続定格のものより大きな吸引力が得られます。印加電力の最大値は温度上昇値（絶縁階級）からくる連続定格電力によって制限され、次式で求められます。
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TDS-08Aの連続定格（通電率100％）では3.4Ｗですが、上記の使用条件の時には、 となり、最大13.6Ｗの電力を印加することができます。また、3.4Ｗ定格では、ストローク4mmでの吸引力は初期値1.18Ｎ（120g)ですが、13.6Ｗを印加した時には吸引力特性より初期値約5.0N(510g)の吸引力が得られます。温度上昇時は上表電流比の約2乗で減少した吸引力が得られます。 |
| (C) 最大通電時間は各機種によって違っています。使用条件に合致するように機種選定致します。ご相談ください。 | 25％duty印加電力でコイル温度が20℃から80℃に上がるまでにかかる時間は、 TDS-05C 6.8W 約1分 TDS-10A 16.8Ｗ 約2分 |
| 説明 | 例 |
(A)このカタログに記載の吸引力特性は、プランジャーの先端角度が40°～50℃のものが殆どです。
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設計したいストロークＬとプランジャー径Ｄの比 Ｌ／Ｄが約0.2となるような時に最適です。 |
(B)プランジャー先端をフラットにすると、機種にもよりますが、(A)の角度のものに比べて吸着力が3～5倍になります。
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吸着力が必要または、Ｌ／Ｄが小さい（例えば0.1以下）場合に適します。 |
(C)プランジャー先端を図のような角度にすると機種にもよりますが、(A)の角度のものに比べて吸着力が1.5～2倍になります。ストロークが(A)と(B)の中間的な使い方に適します。
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各種プランジャー先端形状による吸引力特性
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(D)吸着時の力とあるストロークでの力との両方をご使用になる時には、プランジャー形状を図の様に段付きにした方が良い場合があります。
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| 説明 | 例 |
| プランジャー角度が（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）の様な場合には比較的大きな吸着力を得られますが、※残留吸着力も大きくなります。特に動作を繰り返すと大きくなっていく傾向がありますので注意が必要です。残留吸着力を小さくしたい時はご相談下さい。 | 残留磁気による吸着力を小さくしたい時はご相談ください。 |
| 説明 | 例 |
| プランジャーなどの摺動面の表面処理により、長寿命にすることが可能です。 |
ニッケルメッキ 二硫化モリブデンコート フッ素樹脂コート |
| 説明 | 例 |
| ソレノイドはプランジャーが吸引動作して固定鉄芯に吸着する時に衝撃により音を発生します。この音は、ソレノイド構造に緩衝材を付加することにより、減音が可能です。ただし、緩衝材および構造上の空隙により吸着力・吸引力は低下します。また、プランジャー吸引時の衝撃が発生しないように固定鉄芯を除いたタイプもあります。 |
緩衝材：ゴムダンパー 構造 ：外部消音，内部消音 |
| 上記の以外に、機能上（プッシュタイプ，ダブルコイルタイプ，モールドコイルタイプなど）、構造上（端子タイプ，リード線タイプ，コネクター付，温度ヒューズ付，ダイオード付など）、その他の特殊項目が必要な場合には、設計時にご相談ください。 |
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